キッチンの換気扇の掃除


【2016/06/26】

キッチンの換気扇が、なんだかあまり空気を吸ってくれなくなってしまいました。<(’_’;;

ちゃんと回転する音だけは聞こえるのですが、煙の出るお肉などを焼くと、部屋に煙が充満しちゃうのです。

ところで我が家の換気扇は、ARIAFINA(アリアフィーナ)という会社の BOXFJ-901S という製品のようです。

この換気扇は、下側部分のパネルは簡単に開くことができまして、この手の換気扇でよく使われている黒い金属製のフィルターを取り外すことができます。

そしてこのフィルターの掃除は、たまに行っており、空気の通りも問題ないはずなのですが、今回、吸い込みが悪くなっているということは、

のいずれか、もしくは両方が原因だと推定されます。

というわけで、ファンを取り外してみたいのですが、

下から覗いても、ファンの全貌は見えません。

ネットで検索すると、下側のねじを外すと、ファンの部分が取り出せるといった日記も見かけたのですが、構造上、とてもそんな雰囲気には感じられません。(’_’) たぶん、新しい型は下から外せるよう改良されているのではないかと・・・

懐中電灯で中を照らし、蝶ねじをゆるめて、ファンのガードの部品は外せたものの、空間が狭すぎて、ファンそのものは取り出せないし。。。

ということは、ファンの掃除をする際には、この煙突部分を取り外すに違いありません。p(’o’;; いやな予感がするけどチャレンジするぞ〜

この煙突部分の上のほうをみると、

左右奥の方にねじが一つずつあります。

ここ、非常に高いところでして、うちにある脚立ですと手がやっと届くかどうか、というところ。(’o’;; このネジ、外したはいいけど、取り付けできるのかな・・・まぁ、今考えても仕方がない・・・

左右のねじを外したところ、左側は煙突の上段部分が下に降りて来たのですが、

右側は、ねじを抜いても降りて来ません。<(’_’;;

この理由はすぐわかりました。煙突部分が、壁のタイルにコーキングで固定されてしまっていたからです。勇気をもって、カッターで切っちゃいます。

結局、一番下まで切り込みを入れました。すると、

煙突上段の部分が下にすとんと落ちまして、上部に空間ができました。(’o’) ははーん、煙突上部はあの壁側のステイに固定されていたんだなぁ〜

少しだけ煙突が短くなったので、全体を上に持ち上げて手前に引っ張ったところ、「コ」の字型の煙突カバーが手前に外れましたよ。

こちらが、取り外した煙突カバーです。2つの部品から構成されていて、上側の位置を可変することができるのですね。(^_^) 下に落ちてしまわないよう、ストッパーがあるのも見えますね

さて、カバーを取ったところに戻りましょう。

こんなところに、コンセントがあったとは知りませんでした。

作業中、感電でもすると嫌なので、プラグは抜いておくとしましょう。(^-^)

そして、正面上段のねじ2つを外したところ、

ついに、換気扇のファンにアクセスすることができました。q(^o^)p やった〜♪

ファンは中性洗剤とお湯でよく洗いました。(^_^)

ちなみに上の写真は、換気扇の下側から、ファンが取り付けられていた部分を見上げたところです。

緑色の丸で囲ってある蓋状のものが、手で押すとパカっと開き、手を放すと閉まることも確認できました。(’o’) ちゃんと風圧さえかかれば、蓋は持ち上がるはずです

きれいになったファンと、外側のガイド蓋を取り付けました。

あとは元通り、正面の蓋を取り付けて、電源プラグを差し込んだところで、換気扇のスイッチオン。

ファンは異音なく回転し、かつ、回転が一定の高さになると、「カツっ」と小さな音がして、上部の蓋が開いたらしい事も確認できました。

ためしに、着火マンの炎を近づけてみたところ、おっ、吸ってますね。"(^o^)"

さて、いよいよ煙突部分をもとに戻しますよ。(’o’) 持ち上げるときには、結構重たいんです、この部品

ふむふむ、この溝の上に「コ」の字をはめ込めば良いらしい。

はい、ここまでは簡単にできました。問題はこの後です。

脚立だと届かないので、それこそ、グリル台の上に乗るような恰好で、なんとか煙突の上部を上側にスライドさせ、左右2本のねじを締めることができました。_(xox)_ 何とか完成したものの、めちゃめちゃ大変でした〜

この作業をするためには、もう少し高い脚立を用意しておかなくちゃダメだと思います。あと、そもそもファンは何年かに一度(?)くらいは掃除するべき物だと思うのですが、壁にコーキング固定しちゃっていただなんて、取り付けた人は一体何を考えていたのでしょうね。<(v_v;;; 毎度のことながら、この家の設備には驚かされます・・・

何はともあれ、この作業が功を奏して、しばらくは調子よく使えることを祈るばかりです。(^o^)


【2016/07/30】

掃除をしてから、だいぶ調子は良くなったのですが、相変わらず、吸い込み自体はそれ程、芳しくないのです。(’_’)> なんだかパンチ力に欠けるのですよねぇ

そんな折、ちょうど家の点検予定があったので、換気扇について話したところ、

換気扇の専門業者さんを手配してもらえたようです。(^o^)

長いハシゴをかけて頂き、3階の換気扇出口をチェック頂いたところ、分かったことが2つ。

  1. 火事のときなどに空気の流入を防ぐための「ダンパー」が誤って閉まってしまう状態になっている訳ではない
  2. 換気扇を回せば、ちゃんと外に排気はされている。ただし、とても力が弱い

ということだそうです。

これは、いよいよもって、換気扇本体&煙突部分を見てみなくては・・・という話しになったのですが、予想通り、業者さんは換気扇の真下から状況を観察しています。

そこで、私は得意気に、換気扇を分解・掃除したことと、上部の煙突部分を分解する必要があることを伝えたのですが・・・今日いらっしゃった業者さんは、そんなことはお見通しだったようです。

いいえ、むしろ、前回の日記で私が書いていたところの、

> ファンは異音なく回転し、かつ、回転が一定の高さになると、「カツっ」と小さな音がして、上部の蓋が開いたらしい事も確認できました。

の現象などに、疑問を感じていらっしゃった模様。

というわけで、

私が確かめたのと同様、煙突部分を分解し、こういった状態に露呈させたまではいっしょだったのですが、プロはさらに一味、違いました。

なんと、銀紙(アルミ)を一部破いたと思うと、ねじを一本緩めて抜き、私に見せて頂きました。

わたし:「あっ、このネジ、すごく長いですね。(@o@)」

そうなんです、なんともまぁガッカリな話しなのですが、銀色の煙突を固定するために使ったネジが長過ぎたらしく、私が書いていたところの「上部の蓋」が干渉し、ちゃんと開き切っていなかった ⇒ 結果、本来の排気力が発揮されていなかった、ということが判明したのです。_(x_x;)_ またしても、いい加減な施工による失敗・・・

まぁ、何はともあれ、このネジを抜き去り、単にアルミテープの固定にしたところ、換気扇は飛躍的なパワーアップを果たしたのでした。そりゃそうです、、、車で言ったら、これまではインマニ(インテーク・マニホールド)の流れを妨害していたような物ですからねぇ。"(v_v;"

なお、この修正後は、そもそも、「カツっ」と小さな音がして、上部の蓋が開いたなんていう状況自体が起こらなくなりました。思い返せば、前に住んでいたマンションでも、換気扇でそんな音がしたことありませんよ。(^o^;;; ネジに干渉していた音だったわけです

<この建物って、本当にいい加減な施工&検査がされていたんだなぁ〜> と、またしてもゲンナリさせられたのですが、そもそも、この住宅の施工レベルなんて、これまでの数々の経緯で分かり切っていたのですよね。

でも逆にそうだとしたら、<なぜ自分がもう一歩大胆に踏み込んで、銀色のベールを破って真因を見つけられなかったのだろう・・・>などと、おかしなところで自責をしてみたりしたのでした。*v_v;*

何はともあれ、換気扇の吸い込みは強力になりました。かれこれ数年間、損をさせられていた気持ちはあるものの、解決したこと自体はとても良かったです。(^_^)>


[戻る]