ホースリールの水漏れ修理
だいぶ前から気が付いてはいたのですが、
我が家の1階にあり、洗車やピロティのお掃除に活躍してくれているこちらのホースリール、中央付近から水漏れする傾向が出ていたのですね。<(’_’;;; 特に、ホースを延ばしきると「ジャー」と水が出る感じです・・・
# ちなみに商品名は「タカギ(takagi) ホースリール オーロラNANO(10m)RM110FJ」というもの。2012年4月に3,000円未満で買いました。
そこで、4箇所のネジを外して分解してみることに。
ネジ4本さえ外してしまえば、あとは隙間に手を入れて、えいっ!! と開けば簡単に分解できます。(^o^)
はは〜ん、たしかにホースが傷んでいます。q(・o・)
この部分は、ホースを巻く際にリールの樹脂の角に直接当たるので、使っているうちに傷んで来てしまったに違いありません。
ですので、いたんだ部分を切り捨てた上で、根っこの部分に付け替えなおせば良いわけですが、
う〜ん・・・この部分の構造が良くわかりませんね。
見たところ、ネジ止めになっているようにも思えません。無理やり分解する前に、ネットなどで情報収集した方が良さそうです。
・・・というわけで今日のところは、ちょっと情けないのですがガムテープで手当てをした上で、元の形に組み直すことにしたのでした。*^o^;;* 続きは情報収集してからがんばります
その後、しばらくネットで情報を調べてみたのですが、同じメーカーで似たような修理事例を見つけたものの、それらのケースはネジを緩めてホースを固定し直せるホースリールばかりだったのですね。
私が買ったこのタイプは、たぶん最も廉価グレードであるため、ネジ止めするようなコスト高の作りになっていないのだと思います。
そこで・・・
やや強引ですが、プライヤーの柄などを使って、この白いパーツを少しずつ上部へ押し上げることにしました。
というのは、私の想像では、
こんな具合にホースをはさんで留めてあるだけなのでは? と思ったからです。q(’_’)
あたりを1周するように、この筒状のパーツを押し上げて行きますと・・・
やった!! 動きました。また、ホースが取り付けられている部分に段差らしき物がある点もおおよそ当たっていたようです。(^o^)
この白い筒状の部品をさらに押し上げ、ホースの傷んでいる部分を通過させました。
あとは、このホースを取り外さなくてはなりません。
根っこにマイナスドライバーを当てて、
えいっ、えいっ、と力を加えてみたところ、
あっ、ホースが抜けましたが、中からはスプリングが出て来ましたよ。(@o@;;; 大丈夫かな、バラバラになっちゃったりしないかな・・・
おそるおそるホースを外してみたところ、スプリングは「びよよよ〜ん」と振動しましたが、特に抜ける訳でもありませんし、
良かった、ホースの内部に特別な部品がある訳でもありませんね。(^o^) =3 ほっ
そうなれば、あとはしめたものです。ホースの傷んだ部分をカットしまして、
はい、この通り。
あとは、元通りスプリングをホースの中に押し込みつつ、
えいっとホースを奥まで差し込みます。
そうしたら、あとは筒状の白い部品を戻すだけなのですが、
これが相当手ごわいです。(・_・;;;
手の力では全然入って行きませんし、
プライヤーで筒の上部を押さえた上で、ハンマーで叩いてみましたが、ぜんぜん入って行きません。(・o・;;; ま、まずい・・・
いや、待てよ・・・
さっきの想像図があたっていたということは、この白い筒の部分を代わりの何かで縛れれば十分なのではないか・・・そう私は考えました。
そこで登場したのが、
じゃ〜ん、はい「タイラップ」です。"(^-^)"
これを樹脂のくびれ部分にきつく巻きつけておけば、水圧がかかってもホースが抜けることは無いと思いますよ。
そこで、ねらった場所にタイラップを締め付けたあと、
ラジオペンチで引っ張って、がっちりと固定。
あとは、タイラップの無駄な部分をカットすれば出来上がりです。
さっそく、ホースリールを組み立て直しましたよ。
そして、蛇口をひねって水を出してみました。
はい、根っこ付近からはポトリとも水が垂れることはありませんし、
もちろんちゃんと、先の部分からは勢いよく水が出ますよ〜。(^o^)v
こうしてみると、実はもう白い筒状の部品を残しておく意味が無いのではないか・・・という気もするのですが、今から取り外すのも面倒くさいので、これにて完成、修理完了としたいと思いま〜す。*^o^*