ブロワーの修理


【2021/03/25】

# こちらの日記からの再掲(一部編集)です。

先日、こんなものを買ってみました。

何だか分かりますか? はい、こちらはハンディ・タイプのブロワーです。

わが家の周りには石が敷き詰められているのですが、そこへどこからか風で飛ばされて来た葉っぱやゴミなどが散らばっています。

ホウキで掃いてもうまくかき集められないので、たまに、トングみたいな掃除道具で拾っていたのですが、たくさん落ちているととてもやりきれません。

そんな中、電源コード付きのものであれば2,000円ほどで売られていることに気づき、アマゾンでポチっとしてみたわけです。

あ、箱の絵は赤でしたけれど、私は黄色を買ってみました。*^_^;* 色は選べたのですが、なぜか黄色だと若干安かったのです

ちょっと試してみたところ、これは実に強力!

写真は撮らなかった(作業しながらだとうまく撮れなかった)のですが、面白いように葉っぱやゴミが飛んでいきます。"(^o^)"

ただし、充電タイプではないため、コンセントの近くしか掃除ができません。

ブロワーとコードリール

そこで、もう2,000円ほど出資して、延長用のコードリール(8mタイプ)も買ってみました。

この組み合わせのおかげで、家の周りをすべて掃除できるようになりましたよ。"(^-^)" 建物の周囲にいくつかコンセントがあるので、8mもあれば十分なのです♪


【2022/04/02】

昨年の3月に購入したブロワー(型番:HV-1010)は、家のピロティや外構の砂利部分の掃除、そして洗車時の水切りなどで大活躍してくれているのですが、先日、長時間使っているときに、急にファンが停まってしまったのです。

あれ?熱センサーみたいなものがあるのかな・・・と思い、数分待ってからボタンを押したら、またファンが回り始めたので、その時には特に気にしなかったのですね。

しかし本日、ほんの1〜2分間使っただけなのに、また急にファンが停止。(・_・)

あれれ、どうしたのかな? と思い、何気なくケーブルを持ったらファンが動き出したではありませんか。(・o・;; 良く考えたら、こんな安物にセンサーなんか入ってないか〜

どうやら、本体から生えている電源ケーブルに応力がかかり、断線しかかっているようです。(’_’)> 先日の長時間使用で熱が加わって劣化を加速させた可能性もあるかも・・・

だったら分解して、ケーブルのダメになっている部分を切り取ってしまおう・・・と、分解を始めたものの、

ケーブルが生えている部分を開くためのネジを外すのが厄介そうなのです。

あ、ネジ自体は単純な+型なんですけどね、

ドライバーを差し込むためのクリアランスがとても少ないネジがあり、特殊なドライバー(L字型になっている物など)が無いと厳しそうな雰囲気なのですよ。

その代わりに、おそらく上記画像で見えているうちの右側の部品を外すと、本体が真っ二つに分解できるのではないでしょうか。

というわけで、直接、電源とは関係ない部分のネジを外して分解してみたところ、ファンが姿を現しました。

そして、ファンの下部を覗いてみますと・・・うん、予想通りです。

ファンの下にはネジが隠されていますね。

そのネジは全部で3つありそうです。

よし、ファンの取り外しに取り掛かりましょう。

ファンのネジを確認したところ、通常のネジと同様、半時計周りに回せば緩みそうです。

というわけで、えいっ、えいっ、と頑張ったのですが、まったく緩みそうな気配がありません。(・o・;;;

樹脂製のファンを抑えつつ、ラジオペンチに力をかける恰好なので、無理をするとファンのブレードを折ってしまいそうです。

そこで、この箇所から分解するのは潔くあきらめて、

クリアランスの少ない場所のネジについては、多少、本体の表面に傷が付く&ネジの頭が傷むのは無視した上で、強い力のかけられる太いドライバーでネジを無理やり緩め、

そのあとは、軸の細いドライバーでこじるようにネジを回すことに。

その結果、電源部を覆っていたカバーを取り外すことが出来ました。<(’o’) =3

ここまで来てしまえば、あとは簡単です。

向かって左手がAC100Vの電源ケーブル。中身は青と茶色で、青のケーブルはスイッチに直接接続されているとともに、茶色ケーブルは2本ある白いケーブルのうちの1本と圧着されているようですね。

・・・で、問題の箇所は、

おそらく、このあたり何だろうと見当をつけています。

ケーブルを固定していたネジを緩めて、電源ケーブルを取り外したら、

あやしそうな部分をバサっ、とカット。

そして、新たにケーブル一番外側の被覆を剥いて、

はい、この通り。(^_^;; 何故か激しくピンぼけですみません

さらに、青・茶の両ケーブルの被覆を剥いて、

青い方はスイッチ部品の端子へガッチリとねじ止め、

茶色い方は、もとの白いケーブルとより合わせた上で、圧着パーツに押し込んでプライヤーでむぎゅっと圧縮。(^_^;;; 圧着用の新品部品も圧着用ペンチも持ってはいるのですが、常時通電する訳でもないので、今回は手抜き作業です

あとは、取り外したカバーを元の位置につけ、ネジを無理やり締めれば完了です。

電源ケーブルをうねうね動かしながらブロワーを使ってみましたが、まったく停止する気配なく使えましたよ。

今後、気を付けるとしたら収納の時だと思います。このブロワーの箱に収納しようとしたら、ケーブルにストレスをかけなくては入らないサイズなので、もう少し大き目の箱に収納してあげるなど検討してみたいと思います。p(^o^) ま、最悪はまたケーブルをちょん切って直せば良いわけですけどね〜


【2022/05/01】

先月の頭に修理したブロワー(型番:HV-1010)ですが、1か月も使わないうちに不調になりました。

それもまた電源ケーブルの断線、しかもACプラグの根っこ近くが傷んでいるらしく、これではちょん切って直すわけには行きません。<(’_’) たぶん使われていたケーブルの品質が低いんでしょうねぇ〜

そこで、別の電源ケーブルに完全交換しようと決心しました。

家の中で替えになりそうなケーブルを探したところ、使われていないデスクトップPC用の電源ケーブルが見つかりました。

こちらのケーブルの定格は7A 125V = 875W。

ブロワーは400Wらしいので、きっと容量的にはこのケーブルで十分でしょう。

PC電源に挿す側の根本でケーブルを切断。(^_^;; 間違ってもプラグ側を切らないように

このケーブルは、アース線も含めた3極になっていましたね。

外側の被覆をカットすると、中には3本のコードと撚糸が入っていますので、

糸とアース線はカットしてしまい、必要な2本だけ被覆を剥いておくとしましょう。

# ちなみに、こういった糸は「介在」と呼ばれ、ケーブル内のコード位置を安定させたり保護したりする役割を担っているんだそうです。(詳しい情報はこちら)

ここまで準備が出来てしまえば、あとは交換するだけです。

前回の分解手順に沿って、電源付近のカバーを取り外したら、

新しい配線を取り付ければOKです。

元の電源ケーブルよりも、しなやかで長いものになったので、ずっと使い易くなりましたよ。

こんなことなら、一回目に修理したときにケーブルごと交換しておけば良かったなぁ〜と思いました。"(^o^)"


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