洗面所のコンセント増設 (配線編)
さ〜て、いよいよ、配線です!!
・・・の前に。
これまでの「穴あけ&設置編」では、購入した物品などについて一切、触れていないことに気がつきました。<(^o^;;
ごく簡単ですが、買ったものについて、ご紹介しておきましょう。
今回、必要になるものは、武蔵小山の自宅から車で10分くらい目黒通りを南下したところにある、西友深沢店で買い揃えればいいや、と思いまして、
などをゲットしたのですが、100V配線用の線材が見つからず。
店員さんに聞いたところ、「現在、扱っていないんです」と言われてしまったため、武蔵小山に戻り、今度はパルムにあるマルセイというお店で、
などを、さらにその後「武蔵小山」交差点そばにある大内電気で、
を購入しました。
物品を探しているうちに気付いたのですが、マニアック(?)な部材ほど、家の近所かつ小さな電気屋さんで購入できる傾向にあったようです。
なんだか不思議です。<(^_^;; ちなみに、アルミ・スリーブは「1個単位で売ったことなんかないよ」とのことで、大内電気のおじちゃんが、テキトーに価格設定して下さいました。すみません。
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というわけで、いよいよ配線編のスタートです。
一番肝心なのは、「どこから電源をもらってくるか?」なのですが、これについては2つの案があります。
この画像は、洗面所&お風呂場を少し違った角度から見上げて撮影したものです。
ちょっと写りが悪いですが、まず、左端にある青い丸のところが、ユニット・バスの天井穴の部分です。
いまは、新設のコンセントから、この近辺まで配線を引っ張ってくる準備ができているわけですね。
この辺りから、一番近くにあるコンセントは、画像右端にある2口くんとなります。
1つ目の案は、このコンセントから電源を取る作戦でして、まぁまぁ妥当な方法と思われます。というのは、コンセントの裏側って、自分が電源をもらうための配線穴のほかに、他人に電源をバイパスするための配線穴があいている(はず)なので、線の接続が非常に簡単だというメリットがあるのですよね。
なお、その際には、画像中央上にあるダウンライトを一時的に外すことで、配線引き回しの際の助けとなることが予想されます。
さて、もうひとつ別の案2は、青い丸の中の空間で見つけた、こんな配線ターミナルです。
どうも、この部分からは、お風呂場の天井に設置されている浴室乾燥機につながっている配線のようです。
ここから配線する案は、手近な点でとっても都合が良いのですが、
配電ブレーカーの構成上、一般のコンセントとは別経路になってしまう
(「バス乾燥機」という配線に、コンセントをぶら下げることになる。容量自体に余裕はありそうだが、ちょっと分かりにくい。)
いったん、この配線の圧着部分をいったん切断しないといけない。
というデメリットもあります。どうしたものか・・・
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結論から言うと、今回は後者の案にしてしまいました。
でも、前者案も予備調査&検討だけはしたので、自分へのメモも兼ねて、簡単にまとめておきます。
まずは、前提条件となる、「コンセントの裏側って、自分が電源をもらうための配線穴のほかに、他人に電源をバイパスするための配線穴があいている(はず)」を確認しました。
これは簡単な話しでして、カバーを外し、コンセント本体部分を裏返してみると・・・
すぐに分かりますね。
問題は、ここまで配線を引き回せるかどうか?
ということです。
以下は、壁の内側に入っている、黒いボックス部分を見上げたところです。
向かって左側に見える追加の穴から、追加の配線を通すことは出来そうですね。
それでは、今度は天井側の配線を通す方法を考えましょう。
一応、大事をとってダウンライトの電球部分を外しまして・・・
ダウンライト本体を少し引っ張ると、爪が3つ見えるので、これを横から押してあげればOKです。
さて、この小さな穴には、私の顔が入るはずもありませんが、デジカメなら楽々入ります。
いろいろ、撮影して調査してみましょう。
まず、さっきのコンセントに向かっている配線ですが・・・うーん、ずいぶん遠くの小さな穴を通さないといけないようですねぇ。
あ、この写真では、すぐそこに見えるかもしれませんが、ダウンライトの穴から1mくらい先にある穴なんですよ。私の見立てでは、まぁ、こんな感じでしょうか。
困ったなぁと思ったのですが、落ち着いて考えたら、上の画像の戸棚のように見える部分は、実は、洗濯機置き場でして、この中にあるダウンライトも外してみました。
そして、ここから同じようにデジカメで覗いてみると・・・
まぁ、目の前とは言いませんが、十分、手を伸ばせば手探りで配線を入れられる位置であることが判明しました。(^o^) やったー♪
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・・・と、さんざん長いこと書いてきましたが、最初のほうに書いていた通り、結局、コンセントからは電源を取らなかったのですよね。<(^_^;;
理由の一つは、「あんまり遠くから引き回すと、あとで見たときに何の配線か分かりにくくなるなぁ」というものだったのですが、最大の理由は・・・
なんと、購入していた“VVFケーブル2芯 5m”では、長さが届かなかったからです。"<(^Q^;;; いやー、まいったまいった
そんな訳で、電源は浴室配線機と同じ経路からもらうことに決定しました。
まぁ、コンセント側から電源を取るための手順は、これまでの確認ですでに明確になっていますので、後で方針変更したくなったら、配線をもう5m購入して継ぎ足し(or 10mの線を購入)すれば、簡単に対応可能ですからね。
さぁて、ここまで決まってしまえば、あとの話しは早いですよ〜。
買ってきたケーブルを、ユニット・バスの天井裏から、コンセント穴付近を目がけて、適当に垂らします。
そうしたら、コンセント用の穴から、100円ショップで買っておいたマジック・ハンドでゴソゴソっとやって・・・
えいっ!! と引っ張り出します。
(105円しか払っていませんが、この活躍だけでも300円くらい払ってあげたくなる武器でした。)
ケーブルの被覆を剥いて、かちっという感触があるところまで、銅線を差し込んで固定。
あとは、コンセントをしっかり取り付ければ完成。
あ、ちょっと曲がって固定してしまいましたが、もちろん、撮影後に微調整しましたよ。<(^_^;;
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さぁて!! いよいよ、最後の配線です。
自分でも、電機メーカー勤務とは思えない大胆さなのですが、さすがにこれから先はブレーカーを落として作業したいと思います。
真っ暗になっちゃうので、これまた100円ショップで買っておいた、この後は娘のおもちゃになることが約束されている懐中電灯に活躍してもらうとしましょう。
まずは、下駄箱の上の段に隠されているブレーカーの箱を開きまして・・・
えーと・・・あったあった! きっと、これですね。
この「バス乾燥機」のブレーカーを落とします。
あとは、ユニット・バスの上にあった配線ターミナルを開けて・・・
容赦なく、もとの圧着部分をケーブルごと切り捨て、被覆を剥き、新しい配線と一緒にアルミ・スリーブで固定して、圧着ペンチでガチリ☆と固定。
そして、ビニール・テープでしっかり絶縁して・・・
あとは、元のターミナル・ボックスに格納して蓋をすれば完成です。
ほら、掃除機の充電だってちゃんと出来ますよ。"(^o^)"
というわけで、いつになく大作、かつ、もはやメンテナンスとも言い難いのですが、無事に工事を終了いたしましたっ!! <(^-^) 満足まんぞく
※この工事には所定の資格および規格適合の工具が必要となります。また、当然ながら作業は自己責任でお願いいたします。
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その後、ビックカメラに行った際、小人さんが扇風機を買って来てくれました。
縦型の割とシンプルなデザインです。
風力は、やや弱めですが、それでも、洗面所の換気に大活躍していますよ。"(^o^)"