天窓の日差し対策
今日の午後は、あるモデルルームを見学させていただこうと、
車で、港区の白金高輪方面へ出かけました。
あ、モデルルームと言っても、家を建てようとか思っている訳じゃないんですよ。<(^o^;;;
いったん、我が家の画像に戻りますが、
このように大きな天窓&吹き抜けがあるおかげで、両側に家の建つ狭小地の割には明るいのですが、夏場は非常に暑くなるんです。(ちなみに以前、「トップライトのふち修理」の中で、屋外部分のトラブルを紹介したことのある天窓です。)
「真夏を迎えるまでに、うまく日差しを抑えられる方法を考え出したいなぁ〜 <(’o’)」と思っているうちに、以前、見学させて頂いたことのあるモデルルームで、参考になりそうな技が使われていたのを思い出し、見せて頂こうと再び、おじゃまさせてもらったという訳です。"(^-^)"
その現場が、こちらです。
天窓の下に、やわらかい布でサン・シェードになっていたのですよね。
どれどれ。(・_・)
なるほど、ヒートンをねじ込んで、そこにリネンの生地をかけてあるのか〜。
なるほど、おかげさまで、やり方はバッチリ分かりました。"(^-^)"
でも、我が家の天窓の場合は、
このように、とっても高いところに天窓があるので、大がかりな足場でも組まない限り、ヒートンや布を取り付けることは難しそうです。
さらに、モデルルームの展示員の方がおっしゃっていたのですが、「この布のおかげで、夏場の太陽光は多少は和らぐのですが、暑いことは暑いですよ。(^o^;」とのこと。
うーん、何か別の方法を考えなくちゃダメな気がします。<(^_^;
ネットを探していると、オーニング(日よけ)が結構売られているんですよね。
オーニングというのは、窓の外側に置いて、強い日差しをよける考え方の物です。ベランダ用のオーニングですと、いわゆる、突っ張り棒タイプが多いのですが、中には、ネオジウム磁石を応用して取り付けるものもあります。
その他としては、ちょっと家庭用とは違いますが、キャンプ用タープを、強力な吸盤で固定するもの等も見つけました。ほほぉ、ネジ込んで空気を抜くタイプの吸盤って、超強力なんですね。10Kg以上のものをぶら下げても大丈夫だし、風雨のある環境で、雨宿り用のタープの張るときに、車の屋根に吸盤で張り付けるような使い方すら出来るそうです。(@_@)
わたし:「そうか!! 強力な吸盤という手があったか。(@o@) これで日よけを設置しよう!!」
さらに探して行くと、いろいろな用途に合わせた吸盤があります。
価格と雰囲気から、サーフィン用途の吸盤で、濡れたウェット・スーツのような10Kg級の重さをぶら下げられる吸盤(商品名:フッQ)というものを試してみようかな、と思い、まずは4個買ってみました。
ちなみに、お値段は1パック2個入りで990円。これを2パック買って1,980円、というわけです。(^-^)p
本日、この吸盤が届いたので、さっそく屋上で試してみました。
吸盤のネジをゆるめた状態でガラスに密着させてから、ネジを締めて行くと吸着してくれます。
実は最初、黒枠の部分にくっ付けてみたのですが、垂直方向に引っ張る分には外れないものの、水平方向には簡単に滑ってしまう様子でした。(画像の右端に丸い跡が残っていますね。)
これに対して、ガラスに吸着させると、実にがっちり吸着してくれました。
もちろん、時間が経過したり、雨水がかかったりしても、吸着した状態が維持できるのか等は試す必要がありますが、とりあえず、単純な引っ張り強さ等については十分そうです。
ちなみに、この吸盤を裏側から見ると、こんな感じ。
まぁ、黒くて丸い物体があるなぁ、というのは下から見ると分かってしまいますが、これなら、あんまり気にならないので良しとしたいと思います。
最後に、窓枠および窓の寸法を測っておきました。*^_^;* 汚い図でお恥ずかしい・・・
次なる計画としては、
(1) あと吸盤を4個買い足して、窓1つにつき4つの吸盤を貼り付ける。
(2) 吸盤を用いて、日よけになるシート的なものを設置する。
といったところへ取り組んでみたいと思います。p(^-^)
さて、一応は昨日までに、吸盤を使って日よけを固定する方法は編み出しました。
今後は、実際の「日よけ」に何を使うか?を決めなくてはなりません。
もちろん、日差しは和らげつつも、真っ暗になっては困るので、適度に日差しを遮るものを探す必要があるんですよね。
私の理想的には、
上の赤丸のところに細長〜いプランターを置くとともに、植物を育て、いわゆる「緑のカーテン」を作ることなのですが、
といった辺りを考えると、まぁ、「緑のカーテン」やるにしても来年に延期かなぁ〜と。
その他、ホームセンターなどにも出かけて見たのですが、
ふーむ、こちらの「ラティス」では、ほとんど日かげが出来ませんよね。"<(^_^;
よしっ、決めました。
もっと和風な、よしづ だとか、すだれ みたいな物を探してみたいと思いますっ。p(’o’)
武蔵小山パルム商店街にある100均ショップで、
157cm x 88cm の「天津すだれ」が売られていたので、2つ買って来ました。(^-^)
100均と言いながら、1個210円の商品ですが、合わせて420円なら安いものです。外で使うのですし、ひと夏だけ、持ちこたえてくれれば十分ですからね。
さっそく作業開始。
とりあえず、手前の窓にだけ、仮置きしてみました。これを、下から見てみると、
うん、悪くありませんね。(^-^)
気を良くして、2つとも取り付けると、こんな感じ。
適度に日を遮ってくれながら、それなりに明るさが残っているという、まさに狙い通りです。"(^o^)"
このまま固定しましょ、というわけで、風で飛ばされないように要所を縛っておきました。
というわけで、「天窓の日差し対策」はひとまず完成。
あとは、悪天候のときにも大丈夫かなど、様子を見てみたいと思います。p(^o^)
気づけば、もう9月です。
7月・8月は本当に暑かったのですが、9月に入った頃から、ずいぶん涼しくなりました。
この夏の間、「天窓の日差し対策」は、これまで、一度も外れたり飛ばされたりすることなく、乗り切ってくれました。(^o^)
そろそろ、熱い日差しも感じなくなって来ましたし、天窓を明るくしようと思い、強力吸盤のねじを緩めて吸盤をはがし、すだれを取り外してみました。
窓の四隅には、吸盤の丸い跡が残っていましたが、雑巾で拭いたらきれいに跡も消えました。
また吸盤の方は、多少日焼けしている部分もありましたが、十分まだ使えそうです。
そこで、きれいに洗って乾かしておきました。(^-^)
来年、また新しく「天津すだれ」を取り付けるのに備えて、ビニール袋に入れて、屋上へ上るための階段のところに置いておくことにしました。